川畑のぶこ著「断捨離 私らしい生き方のすすめ」を読んでみました。
楽しくなりたい→片付けると良い事がおこるらしいと、汚部屋(に帰りつつある汚部屋手前の普通の部屋だと思っていましたが、写真に撮ってみて既に立派な汚部屋だと気付きました)を片付けようとしています。
片付け本は、以前紹介した飯田久恵さんの「『一生、散らからない部屋』の法則」以外にもこれまでに何冊も読んできています。
自分が片付けられない人間だということは自覚していたので、いつの日か本格的に片付ける日のためにお片付けブログや片付け本から情報収集はしてたんですが、知識を寝かせているうちに汚部屋度がめちゃくちゃ上がっていた訳ですね。
で、実際少しだけ片付けてみて思ったことは、私に今必要なのは、いかに綺麗に収納するかとか、いかに使いやすく収納するかとかの技を教えてくれる本じゃない、ということですね。片付け始めてみなきゃ気付けないところが汚部屋体質といったところでしょうか。
そして、使っていない物やいつか使うと取っている物(結局使わないもの)は捨てて良いのだと教えてくれる類の本でもないですね。
「物を減らせば片付け方を知らなくてもそこそこ片付く」ということは、一度汚部屋を脱出した時に実感しているので。問題は、分かっているのに捨てる事への抵抗がすごく強いということなんですよね。分かってるけど捨てられない、それが問題なのー。
で、今回読んでみた川畑のぶこさんの著書「断捨離 私らしい生き方のすすめ」は、捨てれば良いと分かっているのに、捨てられない。そう言う私にピッタリの本でした。(序文を書かれていた断捨離大御所やましたひでこさんの本だと勘違いして読み始めました。やましたひでこさんの本は未読です)
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心理療法家の川畑さんが、心理的な観点から、ネガティブな物や人とのかかわり方をポジティブなものへと上書きし、断捨離への抵抗を弱めてくれる方法を教えてくれてます(川畑さんは【不健全思考】【健全思考】という言葉を使われています。カウンセリングの用語なのかな)。
【健全思考】が定着すれば、片付けだけじゃなくて、人生が自然に楽しくなりそうです。いいですね。
もちろん、片付けられない理由も、捨てられない理由も、何かを溜め込んでしまう理由も人ぞれぞれですよね。この本には健全思考になるための沢山のヒントがあげてあるので、ひとつは思い当たる不健全思考があるのではないかと思います。例えば、私にピッタリきたのは。
モノを「捨てる」ときに罪悪感を持ってしまったら……
NG モノを捨てることは罪なこと
OK!自分を苦しめるモノを手放すことは決して罪なことではない。楽になってよい
(川畑のぶこ、「断捨離 私らしい生き方のすすめ」、p194)
とか、ですね。なるほどー、考え方を変えると楽になれるんだな!(捨てることも生きることも)と思えました。
本全体として、なんと、物が捨てられないのもネガティブな思考からかと納得できる内容でした。タオルを数える時に発動した私の、「完璧にできないくらいならいっそやりたくない」思考も不健全思考の代表のようです。
川畑さんは、頭に浮かぶ不健全思考を書き出し、健全思考に書き換えていくことが良い効果を生むと書かれています。
楽しくなるために始めたこのブログですが、私自身なるべくネガティブな発言をしないように心掛けていて、時々これではいかんとポジティブ発言に書き直したりもしています。
楽しくなりたいという考えと、健全思考を手に入れること、通じてますよね。(行き過ぎたポジティブも良くないらしいですよ)
最後にもう一つ、気を付けなくちゃなと思わされた文章です。
断捨離は「儀式によって即物的なご利益をもたらす」といった類の物ではありません。現実的にモノと向き合って、自分にとって必要か不必要かを考える、ひいては自分自身と向き合うプロセスです。
同書、p041
捨てれば良い事が起きる、と思ってると、捨てなきゃ良い事が起きないという思い込みにつながってしまうそうです。これぞ不健全思考。納得です。気を付けよう。
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「完璧に出来ないならやりたくない」気持ちが頭をもたげたけど、頑張ってタオルを数えた記事はこちら↓
家にあるタオルを全て数えてみました - 楽しくなるために色々やってみて検証するブログ
昨日の良い事
・子2が自分で作ったコック帽にご満悦でハンバーグ屋さんになりきっていて可愛かった!
・気がかりだった風呂天井のカビ取りをついにやれた!
今日の良い事
・工事中の道を2カ所通ったけど、止められずにスイスイ進めてついてた!
・子2が自主的に弁当箱を出して偉かった!
・子1がご飯をたくさん食べて偉かった!