『「似合う」の法則』政近準子 を読んでみました
パーソナルスタイリスト政近順子さんによる本です。本書の著者紹介によるとパーソナルスタイリストジャパンというところの学院長でもあるそうです。学院というと学校ですかね。2012年発行の本です。
本書はおそらくオフィスで働く女性に向けられたものですが、そうでなくても勉強になる部分は多かったです。
「似合う服」と「好きな服」の違いについてや、8分類のファッションタイプ分析、服の減らし方・残し方、ワードローブにそろえたほうがいい12定番(働く女性向き)、体型別のおすすめデザイン・着こなし・避けたほうがいいもの、カラーコーディネート・買い物のコツなど他にも。白黒で文字がわりとぎっしりある本なので、イラストが多いような読みやすい本を好む人には向かないかもしれません。文字を読むのも大好きで、洋服の断捨離、ワードローブのミニマム化をしたい私には、とても参考になる盛りだくさんな内容でした。
たとえばファッションタイプ分析は、自分だけではなく周りの人の意見も参考に行う方法で興味深かったです。働く女性は特に、立場もありますし全く人の目を気にしない自己満足のファッションでは良くありませんよね。自分の似合うタイプと好きなタイプのテイストが異なる場合、ファッションタイプをミックスするヒントも書かれています。
「似合う」の観点から言うと、
好きと似合うは別物 p22
場にふさわしい装いこそおしゃれ p38
ワードローブの整理の点から言うと、
何が何でも捨てる必要もない、 p56
風が吹くクローゼットを目指そう p204
ほんの一部ですが、こんな考えの方が書かれた本です。その他いろいろ、私は共感できる点がとても多かったです。独りよがりでないファッションを楽しみたいなと思いました。何度も読みたい一冊です。
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