開けっ放しだったけど閉められるようになったもの、もう一つと、どうして気付いたのか。
こんにちは。前回の記事に続き、もうひとつ長年開けっ放しだったけど、最近閉められるようになったものを思い出しました。今打っている、ノートパソコンのフタです。
閉められるようになった理由は、前回の記事で書いた食器の引き出しや鍋のフタを閉められるようになった気付きと同じです。開けっぱなしておくと、キーボードの隙間に埃や細かいざらざらした何かが降り積もるから。自分のパソコンを所有してから早20年以上。ようやく気付きました。
埃やゴミを食べていると気付いた前回の記事↓
「閉めたらキーボードに埃が入らんって気付いた」ということを旦那に報告したところ、「今更!?」と驚かれました。衝撃だったようです。これが、汚部屋クリエイターとそうでない人の頭の違いかと思った出来事でした。
私しか使わないパソコンなのに、「閉めたら」と注意されたり、勝手に閉じられていることもあって、正直なところ勝手にさせてくれと思うことも良く有りました。そのくせ、キーボードの隙間にたまる埃の多さについて旦那に愚痴を言ったこともあったような。旦那の忠告はパソコンの為だったんですね。
埃が入るから閉めろなんて分かりきっているのでわざわざ言わなかったみたいですが(もしかしたらたびたび言われていた可能性も。実感できていなかったので気にしていなかっただけかも)、私も旦那に言われなくても知ってはいたはずです。知っているはずのその常識でさえも自分でちゃんと腑に落ちないと、頭にあるだけのただの情報で、本当に理解できている訳ではないんでしょうね。自分で実感して始めて腑に落ちるんだなというのは、片付けを通して今までなんども思った事でした。
そして今、どうして、埃や私の体調を悪くする何かが日々降り積もっているのだと実感できたのかを思い出しました。
ある日(しょっちゅうですが)、夜作業をしていた汚衣裳部屋兼作業部屋の床に、手芸本を開きっぱなしにしていました。風が強く黄砂が舞う予報が頻繁な時期で、次の日の朝、その本の開いた紙の上がザッラザラになっていることに気付いたのです。衝撃でした。
一日中閉め切っている部屋の中で一晩でこんなに積もるんだ。これを吸い込んだり目に入れたりしていたらそりゃあ体調も悪くなる。これは、食器にも、みそ汁の鍋にも、降り積もって!子ども達もそれを口に入れて!何だって!という顛末でした。そして、食器の引き出しと鍋のフタを閉められる様になりました。思い出しました。パソコンはその延長ですね。
人間この年になっても、日々気付きと成長ですね。私は気付くまでに何十年とかかりましたが、せっかく気付いたので子ども達にはよくよく伝えておきたいと思います。フタは閉めた方が良いぞと。