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子供の宿題後回し癖をなおすには、自分が完璧主義をやめればいい

最近、私の年季の入った先延ばし癖が、一種の「完璧主義」のせいなんだなと実感できてきました。

以前は完璧主義という言葉に「偉いこと、凄いこと」というイメージがあって、私みたいな先延ばし癖のあるダメ人間とは対極にあるもののような気がしていたのですが、すっかり完璧主義ともお友達。先延ばしと完璧主義はとても近くにあるものみたいです。

 

先延ばし癖の自覚もある通り、私自身は、何でも完璧にしていないと気が済まないという訳ではありません。やらなきゃいけないと分かっていることもとにかくぎりぎりまで後回し、期限が差し迫ってから始めた方が集中して取り組めるし、その作業に奪われる時間が減るから効率的だとも思っていました。それはそうなんですけどね、でもやっぱり、期限に間に合わないとか、中途半端な状態でしかたなく終えることになるとか、そもそもやりたいことなのにまだ始められていないなど、マイナス面の方が大きいんですよね。人に責められることではなくても、出来なかった、間に合わなかった、取りかることさえしない、そんな自分を責めるのもきつい。毎日の身支度から何から後回しの連続なので、日々自己嫌悪の連続でした。といった感じで、特に何も完璧にできる訳ではないから、自分が完璧主義だなんて思ったこともありませんでした。

 

なのになぜ「完璧主義」なのかというと、ここでいう完璧主義は「完璧にやる主義」じゃなくて「完璧にやりたい主義」で、やり遂げられるかどうかは問題じゃないんですね。「完璧にやりたい主義」の中の完璧にやれる人は問題ないので置いておくとして(後回し癖問題については問題ないということです。他に問題はあるかも知れません)、問題となるのは「完璧にやりたい(けど自分には無理そうだから先延ばし)主義」「完璧にやりたい(し、出来そうだけど過程が大変で面倒くさいから先延ばし)主義」、または「完璧にやりたい(けど何となく面倒で先延ばし)主義」の人ですね。この場合、完璧にやってはいないけれど間違いなく「完璧にやりたい主義」ではある訳ですし、ある種の完璧主義なのでしょう。そうだとすると、私が完璧主義だということも納得できます。


自覚していないとしても先延ばししている間はずーっと、「やらなきゃいけないのに、本当はきちんとやりたいのに、分かっているのにそれでもやらない自分」を自分自身で責め続けていて、現実から目を逸らしているとしてもやっぱり苦しいです。先延ばししていることが頭の隅にあるから(先延ばし癖があると、ひとつではなく同時に山ほど先延ばし案件をかかえているはず)好きな事をして楽しく生活しているつもりでもやっぱり心から楽しくはない。好きな事をやっているつもりでも、本当にやりたいことは、完璧にやるために先延ばし状態のことが多いんじゃないかと思います。好きな事もそうじゃないことも、完璧にやらなくてもいいからさっさとやってしまおうと思える方が、そして気負わず取りかかってそのタスクをさっさと終了させられる(完璧じゃなくても)ほうが、絶対に心が楽なんですよね。こういうこと何度も書いてる気がします。分かっているのに、それが簡単にできないのが完璧主義の証かな。

好きな事こそ完璧にやり遂げたいものですが、最初から満足のいく結果が出なくても、最初のステップをこなせればその次のステップに進むことが出来ます。最初から完璧を求めて先延ばししていると、いつまでたっても何も始められない。最初から完璧を求めず、小さなタスクを繰り返すことで徐々に完璧に近付いていく方が、心に負担もなく楽で楽しそうです。ああ、だからベビーステップなんですね。(と、ここまで読み返してみて、結局完璧を求めているなと思いました。やっぱりこれが完璧主義なのか)


そして長い前置きののち、なんとここからが本題なのですが、私が完璧を求めていると、大事な大事な子供達にも完璧主義と先延ばし癖が伝染してしまうのです。恐ろしい。

正直仮面くん(息子)は今のところ「面倒くさいことはさっさとやってしまおう」と考えられているようだけど、パンゾーちゃん(娘)は既に妖怪先延ばしに憑りつかれています。まるでいつかの私をみているよう(私は現在若い頃よりは先延ばし癖ましになってます。色々痛い目に遭って来たので)。

 

遊びと読書以外すべてにおいて後回しにしようとするパンゾーちゃんですが、きっと今まで口うるさくし過ぎて(言葉かけの方法も適切でないと思われます)、色んな事へのハードルが上がってしまっているのでしょう。やったって小言を言われるのなら、やりたくないのは当然ですよね。指摘したいことは本当に沢山あるけど、まずはやれたということをしっかり褒めてあげたら、やるべきことを面倒臭く思わず楽に取りかかれるようになるかな。そうしたら自ずと先延ばしも減るのかもしれないな。

と思ったのですが、あれ?これ、パンゾーちゃんをどうこうしようとするのではなくて、私の「完璧(にやりたい、やらせたい)主義」を治せば、自ずとパンゾーちゃんの「完璧(にしないと怒られるからやりたくない)主義」も収まる→先延ばし癖もなくなるということでは。すでに、私の完璧主義のせいでパンゾーちゃんの「完璧(にしないと怒られるからやりたくない)主義」が、「完璧(にやりたいけど面倒だから先延ばし)主義」になりつつある。このままでは、将来私に怒られることがなくなっても、「完璧(にやりたいけど面倒で先延ばし)主義」が残ってしまい結果パンゾーちゃんが苦しんでしまうことになる。これは大変な事だ、という記事のはずだったんですが、長くなってしまいました。ま、いつものことですね。

 

 それからですね、ということはですよ、私もどこかで誰かから完璧主義を植え付けられるか自ら拾うかして来た可能性が高いですよね。面倒くさいものを拾ってしまったものですが、先延ばし癖が自分の持って生まれた性質じゃないと思えるようになったので、とても楽になりました。皆他人の価値観に振り回されて辛くなってるんですね。

人のせいにするばかりでは変われないけど、完璧主義は自分の価値観じゃないと意識していれば、ついついうるさく言ってしまうパンゾーちゃんへ接し方も変えられそうな気がします。

愛しい我が子達を、自分の(とも言えない)変な価値観で辛くさせないように、私が完璧主義を手放したいと思います。そして、私とパンゾーちゃんに憑りついている妖怪先延ばしを昇天させます。(とは言え、しみついた完璧主義を手放すのも簡単ではなさそうなので、これからも良い方法を考えていきたいと思います)

具体的な策は出てないのに長かった。まあ、パンゾーちゃんの危機に気付くことが出来たので良かったです。終わりです。

 

 

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